▼ 熱帯魚の病気、白点病とカラムナリス病
熱帯魚が病気になる主な原因は、水槽をきれいに掃除していなかったり、ろ過が悪かったりすることがあげられます。
環境が悪いと、細菌を発生しやすく、熱帯魚も病気になりやすくなります。
熱帯魚がかかりやすく、病気の大部分を占めている、最もポピュラーな病気の症状を紹介しますね。
一つは、白点病という病気で、伝染性がとても強く、この病気にかかると進行も早いので、よく注意しなければなりません。
水温の急変や水質の急変、水質の悪化が原因で白点病が発症するといわれています。
水槽の水を替えた場合、水温が急変し、白点病の原因になることがあります。
イクチオフチリウスという0.7ミリ程の小さな球形の繊毛虫がいますが、このイクチオフチリウスは、水温の急変で発生しやすいそうです。
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発生したイクチオフチリウスが、熱帯魚の体表に寄生すると、熱帯魚は身体に痒みを感じます。
イクチオフチリウスは、熱帯魚の体表に寄生して血液・細胞組織を食べます。
その為、痒みを感じた熱帯魚は、痒い部分を水槽のガラス面などにこすりつけるようになります。
進行すると、身体の表面が、白い粉を塗したような感じになってきます。
その状態で放っておくと、熱帯魚が死亡してしまう恐れがありますので、注意が必要です。
この白点病は、病気の初期段階だと治療はそう難しくなく、回復もしますが、重症になってしまうと、治療も困難になり、回復する見込みもなくなってきます。
白点病の症状に気付いたら、重症になる前に早期の治療が必要ですね。
白点病の治療法で、一番効果のある治療法は、薬浴という方法です。
薬を水槽の中に入れて、熱帯魚を泳がせる治療法ですが、少し高温の28度くらいで行うとより一層効果が現れるそうです。
薬浴を一週間の間隔をあけて、2,3回行ってくださいね。
熱帯魚のポピュラーな病気の一つ、カラムナリス病という病気を紹介します。
カラムナリスという細菌が感染して発症する病気です。
感染する部位によって、病気の呼び名も色々です
ヒレに感染すればヒレ腐れ病、尾に感染すれば尾腐れ病、口に感染すれば口腐れ病、エラに感染すればエラ腐れ病と呼ばれています。
カラムナリス病の症状は、口腐れ病やエラ腐れ病という呼び名があるように、それぞれの部位に症状が現れることが多いです。
カラムナリス病初期段階では、カラムナリス菌が増殖している部分に黄白色の付着物を確認することができますが、それが段々進行して患部に広がり、最終的には死に至ることもあります。
熱帯魚のカラムナリス病の症状を見つけたら、カラムナリス菌は塩分に弱いので、感染症を防ぐために塩水浴などで傷がふさがるまで殺菌飼育をしてください。
カラムナリス病の発症が明らかな場合は、発症した熱帯魚を別の水槽に移して薬浴や塩水浴を行ってください。
▼ 特に注意が必要な熱帯魚の病気、エロモナス病
熱帯魚がかかる病気はたくさんありますが、その中でも特に注意が必要な病気があります。
それは、エロモナス病という病気です。
エロモナス病にかかって死んでしまった熱帯魚の身体を観察してみると、身体の一部に穴があき、その部分が充血しているそうです。
エロモナス病は、進行が速く、感染したら一日で死んでしまうことも少なくない恐ろしい病気です。
エロモナス病にかかった熱帯魚を観察してみると、呼吸が荒くなり、ヒレや体表が充血しています。
また、水面近くでフラフラしながら泳いでいますが、これは水平感覚がなくなるためです。
エロモナス病の症状がもっと重くなってくると、それに加えて身体に穴があいてしまう症状が出ることもあるそうです。
エロモナス病は、病気の初期段階なら薬を投薬してあげれば、回復の見込みがあります。
しかし、中期や末期になってくると、いくら投薬をしても回復の兆しがみられず、手遅れになってしまうことが多いです。
病気の初期段階のうちに治療をすることが大切で、特に注意が必要な病気といえます。
もし熱帯魚がエロモナス病にかかってしまったら、まずは発病した熱帯魚を別の水槽に移してください。
そして、元々入っていた水槽のほうに、パラザンDという薬を規定の量の半分くらいを入れてください。
これは、他の熱帯魚への病気の感染を防ぐためです。
エロモナス病を発病した熱帯魚は、トリートメント水槽に入れてください。
薬は、パラザンDを、症状に合わせて入れてくださいね。
大体、半分から規定の量を入れると良いでしょう。
パラザンDを入れた水槽でしばらく熱帯魚の様子をみましょう。
餌を与えるときは、熱帯魚の口元まで餌を持っていき、与えてください。
それで、熱帯魚が餌を食べるようであれば、病気の回復の望みがあります。
餌を与えても食べないようであれば、非常に残念ですが、病気の回復は見込めないと思います。
エロモナス病は、抵抗力がなくなり、弱った熱帯魚にも非常に感染しやすく、他の病気にかかっている時にも、併発しやすい病気です。
熱帯魚のヒレやヒゲが溶けてしまう病気がありますが、それは尾ぐされ病という病気である可能性が高いです。
もしその病気が尾ぐされ病であれば、初期段階では、身体が痒くなり、そのまま放っておくとヒレやヒゲが固まってきたり溶け始めたりして、熱帯魚の元気がなくなってくるそうです。
熱帯魚の元気がなくなり、それ以上に病気が進行してしまうと、熱帯魚の抵抗力は益々無くなって、エロモナス病を併発してしまうのです。
尾ぐされ病は、すぐに死んでしまう病気ではないものの、他の病気の併発の恐れもあるので油断できないですね。
私の家でも、最近金魚を飼い始め、家にやってきてしばらくはとても元気だったのに、いつの間にか一匹が死にそうになっていました。
金魚が病気になって死にそうになっている状況を今まで体験したことがなかったので、どうしてよいのかわからず、そのうち元気になるだろうと思っていました。
しかし、益々元気がなくなり、餌も食べなくなってしまったので、金魚のショップで聞いてみると、尾ぐされ病にかかっていることがわかったのです。
まだ、末期ではなかったので、しばらく薬浴させると元気を取り戻し、他の病気の併発もなく、今では死にかけていたのが嘘のように元気に水槽の中を泳ぎまわっています。